NOLTYプランナーズは、生成AIを活用した進路支援ツール「NOLTYスコラ 副担任mirAI 志望理由書作成サポート」の導入校を対象としたアンケート調査結果を公開した。手帳による日常的な記録とAIを併用することで、志望理由書の質や生徒の自己理解度が向上し、教員の負担軽減にも大きく寄与することがわかった。
同調査は、生成AIを活用して志望理由書の作成を支援する「NOLTYスコラ 副担任mirAI」を導入・利用した生徒および教員を対象に実施されたもの。調査は2025年11月20日から12月14日までの期間、Webアンケート方式で行われ、生徒238名、教員22名から有効回答を得た。
調査の背景には、総合型選抜や推薦型入試の拡大に伴い、教員の指導負担が増大している一方で、生徒側には自己理解や文章の「材料」が不足しており、初稿の質が低いという課題があるという。
調査の結果、手帳による日常的な記録とAIを併用した生徒は、AI単体で利用した生徒に比べ、志望理由書の質や自己理解の深化において32ポイント高い評価となった。手帳に蓄積された日々の振り返りを「材料」としてAIとの対話に活用することで、より独自性の高い志望理由書の作成が可能になるという。
教員側のメリットも大きく、生徒一人あたりの志望理由書指導時間は、従来の平均2.6時間から約1.3時間へと約50%削減された。これにより、8割以上の教員が心理的負担の軽減を実感している。
また、91%の教員が「生徒の初稿の質が向上した」と回答。AIが初期段階の言語化や構造化をサポートし、対話履歴を可視化することで、教員は生徒ひとりひとりの思考過程を把握しやすくなる。その結果、教員は添削などの作業に追われることなく、生徒の内面に寄り添った高度なアドバイスや深い対話に時間を割くことが可能になるという。
働き方改革と教育効果の向上を両立する新たな進路指導の形として、アナログな手帳と最新の生成AIを組み合わせた手法が注目される。











