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西武学園文理×神奈川歯科大…教育連携で若者育成を強化

 西武学園文理高等学校・中学校・小学校を運営する文理佐藤学園と神奈川歯科大学を運営する神奈川歯科大学が、2025年6月18日に教育連携接続協定を締結した。今後は相互の教育交流・連携を通じて次世代を支える若者を育成するため、より密接な関係を築き、教育事業を実施することを目標とする。

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神奈川歯科大学キャンパスセンター
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 西武学園文理高等学校・中学校・小学校を運営する文理佐藤学園と神奈川歯科大学を運営する神奈川歯科大学が、2025年6月18日に教育連携接続協定を締結した。調印式には文理佐藤学園の安達原文彦理事長と神奈川歯科大学の鹿島勇理事長をはじめとする関係者が出席し、今後は相互の教育交流・連携を通じて次世代を支える若者を育成するため、より密接な関係を築き、教育事業を実施することを目標とする。

 今回の教育連携接続協定は、西武学園文理高等学校のみならず、附属の西武学園文理中学校と西武学園文理小学校ともさまざまな形で交流ができるように、学校法人間同士での調印となった。調印式には西武学園文理中学・高等学校から安達原文彦理事長、マルケス ペドロ校長、若田博 高等学校副校長、水村晃庸中学校副校長、岡村陽子高等学校主幹、下田崇夫募集対策室室長、神奈川歯科大学から鹿島勇理事長、櫻井孝学長、槻木恵一副学長、半田慶介教学部部長、飯淵興喜特任講師、菅原光則理事・法人事務局長が出席。今後は双方の教育活動の一層の充実および発展を図り、未来を支える愛情豊かな若者を育成することを目的に、協定に基づき多様な教育事業を実施していく。

 西武学園文理高等学校・中学校・小学校は、1966年に埼玉県所沢市で佐藤英樹・富美子創立者夫妻が西武栄養料理学院を開設し、1975年に西武学園として認可された。1981年には西武学園文理高等学校が開設され、同年に学校法人名を文理佐藤学園と改称した。その後1984年、西武学園文理高等学校に英語科を増設。1993年には中高一貫校となる西武学園文理中学校、さらに2004年には西武学園文理小学校を狭山市に開設した。建学の精神「学識と技術の錬磨」「報恩の精神」「不撓不屈の精神」、教育方針「すべてに誠をつくし最後までやり抜く強い意志を養う」、校訓「誠実」「信頼」「奉仕」のもと、異なる価値観や文化をもった人々と協働しながら新しい価値を創造するグローバル力を習得した人材を育成している。

 神奈川歯科大学は1910年、東京・神田に東京女子歯科医学校として設立。医療教育機関として115年の歴史を有する。法人として、歯学部、短期大学部(歯科衛生学科・看護学科)、東京歯科衛生専門学校を擁するほか、歯学部附属病院をはじめ、横浜クリニック、羽田空港第1・第3ターミナル歯科、医科歯科連携の歯科・健脳クリニック日本橋(日本橋三越本店内)を開院している。

 協定書には、両学校の代表として神奈川歯科大学 鹿島勇理事長、文理佐藤学園安達原文彦理事長が署名。調印式終了後、出席者全員で記念写真を撮影した。

《風巻塔子》

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