山口県教育委員会は2025年6月19日、2026年度(2025年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験における第一次試験の選考結果を発表した。受験者735人のうち、第一次試験合格者は520人。倍率は1.4倍。第二次試験は、小学校が7月5日~8日、小学校以外の校種が7月5日と6日に行われる。
2026年度山口県公立学校教員採用候補者選考試験の1次試験は5月10日と11日、山口県内3会場と九州(福岡県)、関西(兵庫県)、東京の県外3会場で実施。志願者953人のうち、第一次試験免除者(152人)や欠席者を除いた735人が受験。このうち、520人が合格した。倍率は、前年度比0.1ポイント減の1.4倍となった。
校種別の第一次試験合格者数と倍率は、小学校170人(1.1倍)、中学校174人(1.2倍)、高等学校119人(1.6倍)、養護教諭15人(7.1倍)。特別支援学校は小学部8人(1.1倍)、中学部10人(1.0倍)、高等部21人(1.1倍)となった。
一方、2027年度・2028年度採用となる「教職チャレンジサポート特別選考」は、志願者12人のうち、9人が第一次試験を受験し、6人が合格した。倍率は、前年度比0.2ポイント減の1.5倍。合格者の内訳は、小学校3人、高等学校3人。中学校の合格者はいなかった。
大学3年生受験には、志願者186人のうち、182人が受験し、133人が合格した。合格者の内訳は、小学校99人、中学校25人、高等学校5人、特別支援学校小学部2人、特別支援学校高等部2人。合格者は、2027年度(2026年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の第一次試験が免除される。
第一次試験の合格者と第一次試験免除者を対象とした第二次試験は、小学校が7月5日~8日、小学校以外の校種が7月5日と6日に実施。最終合格者は8月8日に発表予定。