山口県教育委員会は2025年5月12日、2026年度(令和8年度)山口県公立学校教員採用候補者選考試験(第1次試験)の受験状況を公表した。採用見込者数400人に対し、1次試験の免除者を含む受験者数は883人、倍率は2.2倍となった。
2026年度山口県公立学校教員採用候補者選考試験の1次試験は5月10日と11日、山口県内の3会場と福岡 兵庫、東京の計6会場で実施された。志願者数949人のうち、1次受験者数は欠席者66人を除く883人(1次試験免除者を含む)。採用見込者数400人に対する採用選考試験倍率は2.2倍だった。
校種別の採用選考試験倍率は、小学校1.6倍(前年度1.6倍)、中学校1.8倍(同1.8倍)、高等学校3.1倍(同3.5倍)、養護教諭22.8倍(同19.8倍)。特別支援学校は小学部0.9倍(同2.1倍)、中学部1.0倍(同1.8倍)、高等部2.9倍(同2.0倍)となった。
一方、2027年度・2028年度採用となる「教職チャレンジサポート特別選考」は、志願者12人のうち、欠席者3人を除く9人が1次試験を受験した。
今後、1次試験は6月19日に合格者を発表する。1次試験の合格者を対象とした2次試験は、小学校教諭が7月5日~8日、小学校以外の校種は7月5日と6日に実施し、最終合格者を8月8日に発表する。1次試験の試験問題と解答例については、5月28日午前9時から公開予定だという。