デジタル庁はオンラインで「NEXT GIGAその先の教育DXの設計図をともに創る」と題したイベントを2025年2月21日に開催する。教育データの連携と利活用をテーマに、次世代校務DXの現状や実証事例を共有し、参加者とともに未来の教育DXの設計図を考える場を提供する。
イベントでは、教育DXの現在地および具体的実証事例の報告を通じて、参加者と一緒に考え、将来を見据えた設計図を作っていく。
デジタル庁の蓮井智哉審議官が開会の挨拶と趣旨説明を行い、文部科学省の寺島史朗課長がGIGAスクール構想の下でのデータ利活用について説明する。続いて、慶應義塾大学の白坂成功教授が他分野のデジタル化の動向を紹介し、つくば市教育委員会の大坪聡子指導主事がデータ連携の実証成果を発表する。
また、教育ICT政策支援機構の谷正友氏がアカウント連携実現後の未来について語り、鹿児島市教育委員会の奥山茂樹校長がスタディログ活用の実証成果を報告する。これらの発表を通じて、教育データの利活用に向けた課題や示唆を共有する。
イベントの最後には、つくば市と鹿児島市の実践を深掘りするパネルディスカッションが行われる。パネラーには、文部科学省の平井奉子氏や日本1EdTech協会の常盤祐司氏が参加し、デジタル庁の久芳全晴企画官がファシリテーターを務める。
このイベントは、教育データ連携に関心のある教育委員会担当者や次世代校務DX環境の導入を検討中の都道府県・市町村担当者を対象としており、参加費は無料。参加希望者は、QRコードまたは指定のURLから申し込むことができる。締切は2025年2月20日正午まで。
◆NEXT GIGAその先の教育DXの設計図をともに創る
日時:2025年2月21日(金)9:30-12:00
会場:オンライン
対象:教育データ連携に関心のある教育委員会担当者、次世代校務DX環境の導入検討中の都道府県・市町村担当者
締切:2025年2月20日(木)正午
参加費:無料
申込方法:QRコードまたはWebサイトから申し込む