2025年3月4日、東京大学先端科学技術研究センターにて、教育関係者を対象としたセミナーが開催される。主催は東京大学先端研LEARNで、オンライン教材の活用をテーマに、教育委員会や教育センター、教員研修担当者を対象にした内容となっている。参加費は無料で、会場参加は100名程度、オンライン参加は上限なしで受け付けている。
このセミナーの目的は、教育現場におけるオンライン教材の活用方法を探ることにある。特に、教員研修や教員養成において、オンライン教材がどのように役立つかを具体的に示すことを目指している。プログラムは、東京大学先端科学技術センターの中邑賢龍シニアリサーチフェローと赤松裕美特任助教による「新しい研修内容の必要性と、課題解決に直結するLTA動画コンテンツの紹介」から始まる。
続いて、大阪市総合教育センターの東影美香氏と山本昌平氏が「教員研修にオンライン教材を活用した実践と効果」について講演する。彼らは、実際の教育現場でのオンライン教材の導入事例を紹介し、その効果を解説する予定だ。
さらに、愛媛大学教育学部の苅田知則教授が「教員養成にオンライン教材を活用した実践」について講演する。苅田教授は、教員養成課程におけるオンライン教材の具体的な活用方法を示し、その成果を共有する。
セミナーの最後には、参加者からの質疑応答の時間が設けられており、講師陣が直接質問に答える機会がある。これにより、参加者は自分の教育現場における課題に対する具体的なアドバイスを得ることができる。
参加希望者は、オンラインまたは会場での参加を選択できる。オンライン参加の場合は、申込後に配信URLが提供される。会場参加を希望する場合も、事前の申込みが必要である。
このセミナーは、教育現場におけるオンライン教材の可能性を探る絶好の機会となるだろう。教育関係者にとって、オンライン教材の活用方法を学ぶことは、今後の教育の質を向上させるために重要である。
◆新しい教員研修のあり方を考えるセミナー
～変化する教育現場に対応するための具体的手法と実践例～
日時：2025年3月4日（火）15:00～16:30
会場：東京大学先端科学技術研究センター ENEOSホール（東京都目黒区駒場4-6-1） ※オンライン配信あり
対象：全国の教育委員会、教育センター、教員研修担当者
募集人数：会場100名程度、オンライン上限なし
参加費：無料
申込方法：会場参加・オンライン参加共に東京大学先端科学技術研究センターのWebサイトより申し込む
