鳥取県は2024年12月26日、2025年度実施予定の2026年度教員採用試験の日程と試験内容の概要を公表した。おもな変更点として、新たに一般選考の英語に関する資格の加点制度に「TOEIC Bridge」を追加。第1次選考試験は2025年6月7日に実施する。
前年度からのおもな変更点は、一般選考の加点制度において英語に関する資格の基準に「TOEIC Bridge」を追加するほか、複数免許状所有者の要件に「福祉」を追加する。
特別選考では、「スポーツ・芸術の分野に秀でた者を対象とした選考」の対象試験区分・教科を見直し、より多様な才能を持つ人材の採用を目指す。また、「普通免許状を有しない社会人実務経験者を対象とした選考」では、高等学校教諭「福祉」を追加し、受験資格に係る実務経験年数を見直すことで、社会人経験を持つ人材の採用を促進する。
さらに、大学院進学希望者および大学院修学継続希望者への特例は、教職大学院に限ることとし、専修免許状の取得を義務付ける。
出願期間は2025年3月24日正午から4月21日正午までで、電子申請のみ受け付ける。第1次選考試験は6月7日に、関西圏域および鳥取県内で実施。結果は7月9日に公表される予定。第2次選考試験は、適性検査を7月9日から7月17日の間にWebで受検。適性検査以外の試験は7月26日から8月2日の間に鳥取県内で実施される。最終結果は9月5日に公表予定。
募集に先駆け、2月13日・14日の2日間にプレシーズン説明会&個別相談会をオンラインで開催する予定。詳細は後日Webサイトで案内される。