横浜市教育委員会は2024年10月11日、2024年度（令和6年度）実施横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の最終合格結果を発表した。最終合格者数は1,003人、最終倍率は2.1倍だった。また、川崎市教育委員会による2024年度実施秋期選考には、144人の応募があった。
2024年度実施の横浜市公立学校教員採用候補者選考試験は、第1次試験を7月7日、第2次試験を8月上旬から9月中旬にかけて実施。10月11日に最終合格者を発表した。
約850人の募集数に対し、応募者数は2,623人、受験者数は2,111人、最終合格者数は前年度比75人減の1,003人。最終倍率は、前年度比0.2ポイント減の2.1倍となった。
校種別の最終合格者数は、小学校628人（前年度737人）、中学校・高等学校263人（前年度240人）、特別支援学校76人（前年度68人）、養護教諭31人（前年度29人）、高等学校5人（前年度4人）。小学校には、専科教員併願合格者8人（音楽2人、英語6人）、中学校・高等学校には技術で数学との併願合格者1人を含む。
校種別の倍率は、小学校1.5倍（前年度1.6倍）、中学校・高等学校3.3倍（前年度4.1倍）、特別支援学校1.6倍（前年度1.8倍）、養護教諭5.9倍（前年度7.4倍）、高等学校2.0倍（前年度2.3倍）。教科別では、中学校の社会6.0倍がもっとも高かった。
2026年度（令和8年度）採用予定の大学3年生チャレンジ推薦特別選考には、82人が受験し、76人が合格した。最終倍率は1.1倍。受験区分別の最終合格者数は、小学校68人、中学校・高等学校3人、特別支援学校5人だった。
2025年度（令和7年度）実施の第一次試験は、2025年7月6日に行われる。
一方、2024年度実施川崎市立学校教員採用候補者選考試験「秋期選考」は、8月6日から9月24日に出願を受け付け、144人の応募があった。応募者の内訳は、一般選考70人、特別選考A（教員経験者・社会人経験者等特別選考）57人、特別選考B（市外現職正規教員特別選考）12人、特別選考C（川崎市立学校正規教員経験者特別選考、ジョブ・リターン制度）5人（小学校3人、中学校・高等学校2人、特別支援学校0人）。
一般選考、特別選考A、特別選考Bは、小学校のみでの募集となり、募集人数50人に対する応募倍率は2.8倍。
秋期選考は今後、10月19日に第1次選考を実施し、10月28日に結果を発表。第2次選考は、一般選考と特別選考Aが11月9日と10日のうち1日、特別選考Bと特別選考Cが11月2日と3日のうち1日で実施し、12月下旬に合格者を発表する。
