iTeachers TVは2024年10月9日、八千代リハビリテーション学院の古井雅也先生による教育ICT実践プレゼンテーション「教育と業務効率化の両立～ICTで実現する学びと業務の進化～」を公開した。教育と業務効率化の観点から、ICT活用の実践や成果を紹介する。
iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で取り上げる。
今回のゲストは、八千代リハビリテーション学院理学療法学科専任教員の古井雅也先生。「教育と業務効率化の両立～ICTで実現する学びと業務の進化～」と題して、10月2日に前編（Vol.426）、10月9日に後編（Vol.427）を公開した。
古井先生は、Google認定トレーナー兼理学療法士。理学療法士・作業療法士養成校教員として、教育現場でICTを活用した授業を実践し、教員の業務効率化や学生の成長をサポート。理学療法士学生の育成とともにGoogleアプリの専門知識を広めるため、活動を続けている。
前編は、「ICTとの出会いとイメージとのギャップ」がテーマ。理学療法士・作業療法士の養成を目的とした教育機関である八千代リハビリテーション学院では、2020年のコロナ禍を契機にICT化が加速。全学生にiPadを支給し、授業のデジタル化やクラウドによる資料共有、リモート授業など、ICTを積極的に活用しているようすを紹介する。入学時のアンケート結果から、学生のICTスキルのばらつきという課題が明らかになっており、どのように改善を図っているのかについても伝える。
後編では、ICTを積極的に導入し、教職員の業務効率化を目指す八千代リハビリテーション学院の「Google Workspace」を活用した取組みについて紹介する。議事録などの共有したいファイルのクラウド化、学校に届く求人票のWeb化、小テストの点数推移のグラフ化など、実践や成果を取り上げる。
番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では未来教育デザインの平井聡一郎先生による「3つのPBL」、後編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「iPadをさらに創造的に 新生Adobe Express iPad版」を紹介する。
番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV～教育ICTの実践者たち～」シリーズの新作を公開している。これまでに427回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。
◆iTeachers TV【Vol.426】八千代リハビリテーション学院の古井雅也先生
「教育と業務効率化の両立～ICTで実現する学びと業務の進化～」前編
◆iTeachers TV【Vol.427】八千代リハビリテーション学院の古井雅也先生
「教育と業務効率化の両立～ICTで実現する学びと業務の進化～」後編
