石川県教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)石川県公立学校教員採用候補者選考試験の結果を公表した。受験者数は前年度比78人減の858人で、このうち318人が採用候補者に内定した。今後、高校(福祉)では若干名を追加募集する。
2025年度石川県公立学校教員採用候補者選考試験は、筆記・適性検査を7月20日、実技試験を7月21日、面接試験を8月3日・4日に実施した。最終倍率は前年度比0.3ポイント減の2.7倍。受験者数は858人で、うち前年度比1人増となる318人が最終合格した。
校種別の合格者は小学校140人(前年度141人)、中学校・高校144人(同136人)、特別支援26人(同28人)、養護教諭5人(同10人)、栄養教諭3人(同2人)。
最終倍率は小学校2.1倍(前年度2.2倍)、中学校・高校3.0倍(同3.5倍)、特別支援学校1.7倍(同1.9倍)、養護教諭15.2倍(同7.3倍)、栄養教諭4.3倍(同7.5倍)となっている。
また、2026年度採用となる大学3年生を対象とした選考には、前年度より57人多い126人が受験し、うち72人が成績基準到達者となった。
石川県では今後、高校(福祉)のみ追加募集を行う。採用予定数は若干名。出願は電子申請にて10月15日午前10時~31日午後5時まで受け付ける。試験は筆記・面接・適性検査を11月24日に石川県立金沢伏見高等学校にて実施する。