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山口県、教員採用試験に405人合格…最終倍率2.4倍

 山口県教育委員会は2024年10月2日、2025年度(2024年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の第2次試験の選考結果を発表した。採用候補者名簿の登載予定者は前年度比23人減の405人。最終倍率は、前年度比0.1ポイント増の2.4倍となった。

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2025年度採用山口県公立学校教員採用候補者選考試験の選考結果
  • 2025年度採用山口県公立学校教員採用候補者選考試験の選考結果
  • 選考区分・志願区分別の受験状況および採用候補者名簿登載予定者数
  • 選考区分・志願区分別の受験状況および採用候補者名簿登載予定者数
  • 中学校、高等学校、特別支援学校中学部および高等部の採用候補者名簿登載予定者数の教科別内訳

 山口県教育委員会は2024年10月2日、2025年度(2024年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の第2次試験の選考結果を発表した。採用候補者名簿の登載予定者は前年度比23人減の405人。最終倍率は、前年度比0.1ポイント増の2.4倍となった。

 2025年度山口県公立学校教員採用候補者選考試験は、第1次試験を7月6日と7日、第2次試験を8月17日から20日にかけて実施した。

 志願者数は前年度比70人減の1,053人。このうち、第1次試験合格者552人と第1次試験免除者134人を対象に第2次試験を実施し、前年度比39人減の639人が受験。選考の結果、前年度比23人減の405人が採用候補者名簿の登載予定者となった。名簿登載予定者のうち5人は、2026・2027年度採用「教職チャレンジサポート特別選考」の合格者。

 全体の最終倍率は、前年度比0.1ポイント増の2.4倍。校種別では、小学校1.6倍(前年度1.5倍)、中学校1.9倍(前年度2.0倍)、高校3.5倍(前年度4.1倍)、特別支援学校小学部1.6倍(前年度1.2倍)、特別支援学校中学部1.8倍(前年度1.6倍)、特別支援学校高等部1.5倍(前年度3.4倍)、養護教諭19.8倍(前年度14.7倍)、栄養教諭29.0倍(前年度採用なし)。教科・科目等別では、高校の理科・生物12.0倍、高校の保健体育10.0倍が特に高かった。

 校種別の名簿登載予定者数は小学校168人(前年度193人)、中学校120人(前年度124人)、高校77人(前年度72人)、特別支援学校小学部12人(前年度9人)、特別支援学校中学部9人(前年度9人)、特別支援学校高等部8人(前年度7人)、養護教諭5人(前年度6人)、栄養教諭1人(前年度0人)。

 試験合格後2年以内に普通免許状を取得するなどの要件がある「教職チャレンジサポート特別選考」では、志願者21人のうち、19人が第1次試験、10人が第2次試験を受験し、5人が名簿登載予定者となった。合格者の志願区分は、小学校3人、中学校1人、高校1人。最終倍率は4.0倍(前年度7.2倍)だった。

 採用については、2025年度山口県公立学校教員採用候補者名簿に登載された者の中から必要に応じて決定するとしている。

《奥山直美》

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