a.schoolは2024年9月11日、日本科学未来館を活用した「探究学習プログラム」の一般公開を開始したと発表した。未来館の展示見学と学校での準備やまとめをあわせた、計6コマ分の授業を提案するパッケージで、同館Webサイトより誰でも無料ダウンロードできる。
今回の探究学習プログラムは、日本科学未来館と探究学習を推進するa.schoolが協力し企画制作した中高「総合的な学習/探究の時間」で導入可能な教材パッケージ(6コマ分)。未来館を探究学習に活用するための総合ガイドブック(教員用)、授業スライド、生徒向けワークシート、授業運営マニュアルまでをパッケージ化している。監修者は、探究学習の第一人者、みつかる+わかる代表理事の市川力氏と、上智大学総合人間科学部の奈須正裕教授。
この教材は、学校教育における科学館・博物館(美術館等各種展示施設を含む)の活用シーン拡大を提案していることに加え、教員が困難を感じやすい「課題設定」パートを具体的な方法論をもって支援していることが特徴。生徒たちは、施設を訪れる前後の校内学習で探究学習のいろはを学び、ひとりひとりの発見をそれぞれの課題設定に落とし込むため、主体的に目的意識をもって施設を探索することができるという。
同教材パッケージは、日本科学未来館のWebサイトより誰でも無料ダウンロードできる。
またa.schoolでは、今回監修を務めた、みつかる+わかる代表理事の市川氏を招き9月20日に、特別対談イベントを開催する。定員は、a.school本社での対面が20名、オンライン参加は制限なし。参加費(税込)は、対面1,000円・オンライン500円。申込みは、Peatixより受け付ける。
◆特別対談イベント「マナビのこれから」第1回博物館×探究の可能性
開催日時:2024年9月20日(火)20:30~22:00
場所:a.school本社(探究学習塾エイスクール本郷校:東京都文京区本郷4-1-7 近江屋第二ビル601)・オンライン
定員:20名・オンラインは定員なし
参加費:対面1,000円(税込)・オンライン500円(税込)
申込方法:Peatixより受け付ける