日本教育情報化振興会は、日本教育工学協会との共催による2024年度(令和6年度)情報教育対応教員研修全国セミナー「全国学力・学習状況調査結果の総括と、個別最適な学びへの活用」をオンデマンド配信で開催する。配信期間は2024年8月22日~9月22日。参加費は無料、事前登録制。
「NEXT GIGA」時代に向けて教育データの利活用の重要性が高まっている。今回のセミナーでは、全国学力・学習状況調査で得られた教育データの分析・活用のヒントとして、文部科学省による総括や、結果の適切な分析・活用を行うことで効果的に教育指導の充実や学習状況の改善、個別最適な学びへとつなげることができた自治体の実践事例などを紹介する。
2024年度の全国学力・学習状況調査では、個別最適な学びと協働的な学びの両方に取り組む児童生徒の方が、各教科の正答率が高く、理解度や自己有用感等も高い、という分析結果が得られたという。文部科学省による基調講演では、今年度の調査結果のポイントを説明。文部科学省・国立教育政策研究所が行った全国単位の分析を、市町村・学校単位で実施するための手順も紹介する。
自治体の実践事例紹介には、大阪府箕面市の教育委員会が登壇。文部科学省事業を受託し教育データの利活用事業に取り組んでいる箕面市が、独自に行っている小中9年間の学力・体力・生活実態に関するビッグデータの把握・分析をもとに、分析データを学校でどのように活用し、どのような効果を生み出しているかについて詳しく伝える。
参加費無料、事前登録制。視聴対象は、全国の教育委員会および自治体職員、学校の教職員。申込みは、東洋経済ONLINEのセミナー特設サイトにて受け付ける。登録完了後、視聴リンクと視聴IDに関する案内をメールで送信する。
◆令和6年度 情報教育対応教員研修全国セミナー「全国学力・学習状況調査結果の総括と、個別最適な学びへの活用」
期間:2024年8月22日(木)~9月22日(日)
形式:オンデマンド配信
対象:全国の教育委員会および自治体職員、学校の教職員
参加費:無料
申込方法:Webサイトにて申し込む