IT関連・デジタルコンテンツの人材育成スクールなどを運営するデジタルハリウッドは2024年6月、阿蘇市や熊本県立阿蘇中央高などと連携協定を締結した。スマート産業人材育成を通し、阿蘇市の活性化を目指す。
全国の各都市にWebや動画を学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」などを展開するデジタルハリウッドは、2004年にビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院」などを開学。2015年にドローンビジネスとロボットサービス産業の推進を目的とした「ロボティクスアカデミー」を開校するなど、デジタルコンテンツ業界の人材育成と、産業インキュベーションに力を注いでいる。
今回、「デジタルハリウッド」と、デジタルハリウッドSTUDIO熊本を運営する「D-HORIZON」と「阿蘇市」「熊本県立阿蘇中央高等学校」の4者による連携協定を締結。
「デジタルハリウッド」「D-HORIZON」は、阿蘇中央高校との協働授業・学習支援を通じて、最新技術や最新トレンドの情報提供、デジタルを活用したコンテンツ制作ができる人材の育成をサポートする。
「阿蘇中央高校」では、最新のデジタル技術などについての実践的な学びから専門的スキルを身に付け、地域産業の担い手を育成。「阿蘇市」は、未来を担う人材の育成・確保を支援することにより、地域の活性化を目指すという。
すでに、D-HORIZONは阿蘇中央高校において協働授業を開始。「学校パンフレット制作」に取組むなどの活動を通し、人材育成に着手している。デジタルハリウッドでは、今後も最新技術やトレンドなどの情報を提供し、未来を担う人材の育成、新しい学びの創造をサポートしていくとしている。