十文字中学・高等学校と日本女子大学は2024年6月7日、高大連携に関する協定を締結した。相互の教育の質向上を目的としている。6月7日には協定締結式が実施された。
十文字中学・高等学校は1922年、学びたいと願う女性に教育の機会を与えるべきという思いから創立された。建学の精神が校歌に象徴され、現代社会においても受け継がれている。
日本女子大学は1901年、成瀬仁蔵によって創立された。「女子を先ず人として教育する」という創立者の信念に基づき、時代に先駆けて女子高等教育の道を切り拓いてきた。
この協定では、交流と連携を通じて十文字中学・高等学校の生徒の大学進学に関する意識と学習意欲を高め、日本女子大学の求める学生像や教育内容への理解を深めることで、両校の教育の質の向上と活性化を目指すという。
十文字中学・高等学校は、今後もより一層連携を深め、教育および進路に関する発展的な関係を構築していくとしている。