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熊本県、教員採用の最終志願状況…小学校1.4倍

 熊本県教育委員会は2024年5月15日、2025年度(令和7年度)教員採用選考について最終志願状況を公表した。小学校教諭等は採用予定数140人のところ、志願者数198人で1.4倍、中学校教諭等は採用予定数87人のところ、志願者数191人で2.2倍。

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2025年度熊本県公立学校教員採用選考考査志願状況について
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 熊本県教育委員会は2024年5月15日、2025年度(令和7年度)教員採用選考について最終志願状況を公表した。小学校教諭等は採用予定数140人のところ、志願者数198人で1.4倍、中学校教諭等は採用予定数87人のところ、志願者数191人で2.2倍。

 2025年度熊本県公立学校教員採用選考考査は、4月15日より電子申請にて申込みを開始し、5月2日午後5時で締め切った。5月15日に公表された最終志願状況によると、小学校教諭等は採用予定数140人のところ、志願者数198人で1.4倍。

 中学校教諭等は、全体の採用予定数87人のところ、志願者数は191人で2.2倍。教科別にみると、もっとも倍率が高いのは保健体育で、採用予定数9人のところ志願者数64人で7.1倍。ついで英語が採用予定数12人のところ志願者数36人で3.0倍、社会が採用予定数13人のところ志願者数27人で2.1倍。もっとも倍率が低いのは技術で、採用予定数5人のところ志願者数3人で0.6倍、ついで理科が採用予定数12人のところ志願者数10人で0.8倍。

 高等学校教諭等は、全体で50人採用予定のところ、志願者300人で6.0倍。もっとも倍率が高いのは公民(政経)で、採用予定1人のところ18人志願で18.0倍。ついで保健体育が、採用予定4人のところ62人志願で15.5倍、理科(化学)が採用予定1人のところ志願者15人で15.0倍、地歴(地理)が採用予定1人のところ14人志願で14.0倍。特に倍率が低いのは工業(繊維)、水産製造で、共に採用予定1人のところ志願者0人、工業(電気電子)は採用予定3人のところ志願者3人で1.0倍だった。

 特別支援学校(学級)教諭等の専願は、採用予定52人のところ志願者105人で2.0倍。養護教諭は採用予定10人のところ、志願者88人で8.8倍、栄養教諭は採用予定数3人のところ志願者23人で7.7倍。障害のある人を対象とした特別選考については、小・中学校教諭等、高等学校・特別支援学校(学級)教諭等共に4人採用のところ1人の志願があった。そのほか志願状況の詳細については、熊本県教育委員会のWebサイトで確認できる。

 教員採用試験は、今後6月16日に第1次考査を実施。合格者を対象とした第2次考査を7月28日と、7月29日から8月2日までの指定された1日に行う。第2次考査の合格発表は9月中旬~10月上旬ごろ。

《木村 薫》

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