文部科学省は2024年4月17日、2024年度(令和6年度)各学校・課程・学科の垣根を超える高等学校改革推進事業(学びの機会の充実ネットワークの構築)の採択機関を発表した。採択されたのは、静岡など7県の教育委員会。今後、遠隔授業や通信などを活用したネットワークの構築などに取り組む。
「各学校・課程・学科の垣根を超える高等学校改革推進事業」は、遠隔授業や通信教育を活用した積極的な学校間連携などのネットワーク構築に資する実証的資料を得ることが目的。学校間の連携・併修ネットワーク構築のための機材整備、人材の配置や育成・確保に係る費用などを支援する。
2月20日から3月15日に公募し、計8件の申請を受けて審査を実施。4月17日に採択機関を発表した。採択したのは、岩手県教育委員会、静岡県教育委員会、島根県教育委員会、高知県教育委員会、長崎県教育委員会、熊本県教育委員会、宮崎県教育委員会の7機関。今後、5月中旬までに契約を締結し、2024年度から2026年度(令和8年度)までの原則として3年間、事業に取り組む。