神田外語グループと実践女子学園は2024年3月11日、実践女子大学渋谷キャンパスで包括連携協定を締結した。相互の人的・知的資源の交流や活用を図り、それらを通してグローバル人材の育成、地域社会への寄与および教育研究活動の活性化を推進していくとしている。
神田外語グループと実践女子学園が連携協定を締結し、3月11日に実践女子大学渋谷キャンパスにて締結式が開催された。式では、神田外語グループの佐野元泰理事長と実践女子学園の山本章正理事長が、協定書を取り交わしたという。
これまで両者は、神田外語大学留学生による実践女子大学日本語コミュニケーション学科のゼミ活動「やさしい日本語プロジェクト」のサポートや、宿泊施設兼国際研修センターのブリティッシュヒルズを実践女子学園中学校高等学校が利用するなど、相互交流を深めてきた。
今回、さらなる交流関係の強化を目指し、連携協定締結にいたったという。協定では、相互の人的・知的資源の交流や活用によるグローバル人材の育成、地域社会への寄与と教育研究活動の活性化推進が目的。
教育、学術研究、産学連携と社会貢献事業の実施、国際交流、学生・生徒の交流、教職員の能力向上・人材育成・その他交流(FD・SD活動を含む)、施設設備の相互利用、その他両者が協議して必要と認める事項について、連携・協力するとしている。
挨拶では、神田外語グループの佐野元泰理事長が「協定をきっかけに、実践女子学園と神田外語グループのキャンパス間連携を強化し、教育の質を向上させていきたい。お互いの経験を共有し、コラボレーションすることで、次のステージに進めるような関係を築き上げていくことを目指す」とコメント。
実践女子学園の山本章正理事長は、「これまでの交流から、神田外語グループから学ぶべきものは多く、同時に実践女子学園から提供できる文化・美術や生活科学分野など教育資源を活用してもらうことで、両学園の関係は大いに発展できるものと期待している」とコメントした。