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【大学受験】英語外検入試スコア設定用「最新CEFR」旺文社版

 旺文社教育情報センターは2024年3月11日、英語外部検定利用入試におけるスコア設定用「新CEFR対照表」を公表した。2018年発表の文部科学省版CEFR対照表に変更を加え、旺文社版として独自に作成。留意事項や注意点なども掲載している。

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 旺文社教育情報センターは2024年3月11日、英語外部検定利用入試におけるスコア設定用「新CEFR対照表」を公表した。2018年発表の文部科学省版CEFR対照表に変更を加え、旺文社版として独自に作成。留意事項や注意点なども掲載している。

 CEFR対照表は、2021年の入試改革に向けて文部科学省が2018年3月に発表。今では大学が外部検定利用入試(外検入試)を設計するうえで必須のものとなっている。今回発表した旺文社版では、今後の予定も含めて各外検の変更点を加え、独自に改定。各外検の変更点、留意事項などをあわせて公開した。

 たとえば、英検では、2025年度から2級と準2級の間に新設級「準2級プラス」が導入される。旺文社版のCEFR対照表では、「準2級プラス」はCEFR1829で、スコアの範囲は1550~1949と設定。各大学が入試要項に記載する際の注意点と改善案も提示し、2026年度入試要項への記載忘れのないよう注意を促している。

 2024年度入試では462大学が外部検定利用入試を導入しており、国公私立大全体の60.6%と6割を超えたという。文部科学省も国立大学協会も、2025年度新課程入試へ向けて外検利用の方針を明示。各大学はこれらの基本方針をあらためて確認しておく必要があるとしている。

《川端珠紀》

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