教育業界ニュース

アドビ、デジタル活用能力育成推進プログラム…パートナー4社と開始

 アドビは2024年2月27日、小・中・高校および大学・専門学校における教育のデジタル化・デジタル活用推進をサポートする包括的支援プログラム「Adobe Education Elite Program」を、販売パートナー4社と共同で開始することを発表した。デジタル活用のための基礎能力育成など、環境整備と活用提案の両面から教育機関を支援する。

教材・サービス 授業
Adobe Education Elite Program
  • Adobe Education Elite Program
  • Adobe:Adobe Education Elite Program

 アドビは2024年2月27日、小・中・高校および大学・専門学校における教育のデジタル化・デジタル活用推進をサポートする包括的支援プログラム「Adobe Education Elite Program」を、販売パートナー4社と共同で開始することを発表した。デジタル活用のための基礎能力育成など、環境整備と活用提案の両面から教育機関を支援する。

 GIGAスクールやDXハイスクール構想をはじめ、「情報I」の必履修化、2025年度から国公立大学で「情報」が入試科目になるなど、情報教育をめぐる動きが急速に進む中、デジタル活用人材育成の必要性と社会での新価値創造型人材育成の需要はますます高まっている。

 こうした中、アドビではデジタルツールを活用した授業のアイデアや手法など、あらゆる角度からの教育現場の支援が不可欠であるとの考えから、教育業界において実績のある販売パートナー社(大塚商会、加賀ソルネット、ダイワボウ情報システム、Too)の協力のもと、学校におけるデジタル活用能力育成推進プログラム「Adobe Education Elite Program」の展開が決定した。

 プログラムでは、「1人1台デバイスでのAdobe Express活用」「メディアルームやPC教室のSTEAMラボ化」「教職員の働き方改革(校務DX)」など、学校でのデジタル化推進を支援。Adobe Express、Adobe Creative Cloudを導入している、あるいは検討中の教育委員会、小学校、中学校、高校、大学、専門学校を対象に無償で提供する。

 なお、Adobe Expressは、簡単にSNSコンテンツ、チラシ、バナーなどを作成できるオールインワンタイプのクリエイティブツール。画像生成AI「Adobe Firefly」を搭載し、商用利用にも安心なコンテンツを生成するよう設計されており、小学校から大学まで、すべての学校種において、課題解決型学習などのビジュアルコミュニケーションに最適としている。

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top