アドビは専修大学と提携し、デザイン思考を取り入れて社会課題の解決のためのビジネスプランを作成するカリキュラムを共同で開発、同大学経営学部3~4年次生を対象に2022年度前期、4月13日より開講する。 専修大学経営学部では、ビジネスにおける課題を解決するための専門知識の修得、および活用する力を養成している。中でもビジネスデザイン学科では新しいビジネス・製品・サービスにより、新しい顧客や市場を創造。学んだ知識を実践的に活用する力を学ぶ授業を行っている。 2022年度前期に開講する「ビジネスデザイン特講(SB)」は、社会課題解決のためのビジネスプラン策定、およびその作成のためのデザイン思考を体験することを目指す。カリキュラムは、アドビと専修大学経営学部の見山謙一郎特任教授が開発し、欧州で活動するデザイナー兼デザイン研究者の井上史郎氏とも連携。 SDGsとデザイン思考の視点から、バングラデシュの社会課題解決に向けたビジネスプランをグループワークで作成する。グループワークには「Adobe XD」を使用し、ビジネスプランの策定を進める。また、講義で作成されたビジネスプランは、JETROバングラデシュ事務所長に実際に提案し、現地目線からのフィードバックを受ける予定。 「Adobe XD」は、Webサイト、モバイルアプリ、音声インタラクション、タッチスクリーンのためのデザインアイデアから、プロトタイプを作成できるアプリ。自分のアイデアを形にしてロジカルに人に伝えることができるツールとなる。教育機関向けCreative Cloudライセンス、または学生・教職員個人版ライセンスで利用することができる。 「ビジネスデザイン特講(SB)」は、専修大学生田キャンパスで、4月13日~7月20日の毎週水曜5時限(午後4時35分~6時5分)に講義を実施する。担当教員は、専修大学経営学部特任教授の見山謙一郎氏、外部講師としてデザイナー兼デザイン研究者の井上史郎氏が登壇する。経営学部の3~4年次生、最大30名程度を募集する。