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Pythonプログラミング能力認定試験、団体申込6月より

 サーティファイは2024年2月21日、Pythonプログラミングの能力を測定する新たな検定「Pythonプログラミング能力認定試験」をリリースすることを公表した。3段階の認定基準で、初心者からシステム・エンジニアなどのIT技術者まで幅広く受験できる。6月より団体受験の申込みを受け付ける。

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 サーティファイは2024年2月21日、Pythonプログラミングの能力を測定する新たな検定「Pythonプログラミング能力認定試験」をリリースすることを公表した。3段階の認定基準で、初心者からシステム・エンジニアなどのIT技術者まで幅広く受験できる。6月より団体受験の申込みを受け付ける。

 近年のIT業界における進化により、人材不足やエンジニアに高度なスキルが求められているという。中でも「Python」は、アプリケーション開発の容易さ、データ分析など活用の場面が多いことなど、これからも身に付けておくプログラミングスキルであるとしている。またPythonは、数理・AI・データサイエンス分野に活用できるプログラミング言語。機械学習や統計に特化した豊富なライブラリを持つことで、デジタル人材の基礎力の向上に寄与するという。

 今回は、Pythonプログラミングの多用により、学習者のスキル到達度を適切に捉えるための検定(指標)として「Pythonプログラミング能力認定試験」を創設した。

 検定では、IT業界に従事される実務者レベルを想定した「1級」、大学、高等専門学校、専門学校などアカデミックの講義を想定したレベルの「2級」、高等学校や若年層向けのプログラミングスクールなどPythonの基礎スキルやテキストプログラミングの入門レベルを想定した「3級」を提供する。学習者の現在の到達度を適切に捉えることができるという。

 検定概要は「1級」が受験時間90分。問題数は大問7問。検定料6,400円。2025年1月より団体受験の申込受付を開始する。

 「2級」は受験時間60分。問題数は大問6問。検定料5,200円。2024年6月より団体受験の申込受付を開始する。

 「3級」は受験時間50分。問題数は大問5問。検定料4,000円(いずれも税込)。2024年9月より団体受験の申込受付を開始する。

 いずれも合格基準は、得点率の60%以上とする。詳細はWebサイトより確認できる。

◆Pythonプログラミング能力認定試験
申込開始月:2024年6月(2級)、2024年9月(3級)、2025年1月(1級)
※いずれも団体受験
問題数:1級大問7問、2級大問6問、3級大問5問
受験料:1級6,400円、2級5,200円、3級4,000円(いずれも税込)
合格基準:得点率が60%以上
受験時間:1級90分、2級60分、3級50分
合格基準:得点率が60%以上
受験資格:なし

《宮内みりる》

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