SPLYZAは2024年2月20日、東京学芸大学が推進する「未来の学校 みんなで創ろう。PROJECT」に参画し、1月より東京学芸大学附属学校園竹早地区にて実証実験を開始したことを公表した。
SPLYZAと東京学芸大学は2023年12月19日、東京学芸大学の「未来の学校 みんなで創ろう。PROJECT」の参加と附属学校等での研究開発・実践での相互協力を目的に、連携協定を締結した。
東京学芸大学が推進する「未来の学校 みんなで創ろう。PROJECT」は、誰もが「好きに、挑む」ことができる未来の学校モデルの開発に挑戦していくことを目指すもの。Society5.0に向けた新しい学校システム創りに東京学芸大学を中心に、教員、企業と教育委員会がワンチームとなって挑戦するという。
映像振り返りツール「SPLYZA Teams」や動作解析アプリ「SPLYZA Motion」を体育の授業内で活用するだけでなく、さまざまな教育プログラムに展開。東京学芸大学とSPLYZAが相互に協力し、新しい公教育を創造していく活動を行うという。
東京学芸大学附属竹早小学校 体育科 早川光洋氏は、「これまで体育授業で動画で自分の出来栄えを確認したり、チームの作戦がうまくいっているかを確認することは行ってきましたが、GIGAスクール構想で1人1台端末が実現し、SPLYZA Teamsを使用することで、動画への描き込みやタグをつけるということが容易にできるようになりました。また、瞬時にデータが出たり、クラウド上に共有されることで、より客観的に自分たちを振り返りやすくなりました。教育実習の受け入れも行っているため、教育実習生が行った授業のフィードバックや省察ツールとしても有効に活用できるのではないかと期待しています」とコメントを寄せている。
SPLYZA 代表取締役 土井寛之氏は、「相互に連携・協力することで、SPLYZAのソフトウェア製品の活用を取り入れた授業・教育の新たな可能性を追求するとともに、スポーツや体育自体の教育的価値のさらなる向上を目指して取り組んでいきたいと思います」とコメントしている。