ベネッセ i-キャリアは2024年1月30日、生成AIによる自己PR作成支援サービス「自己PR サポートAI(β版)」を3月11日より提供開始すると発表した。大学向けのオンラインアセスメント「GPS-Academic」と連携して、AIが自己PR作成のヒントを提案する。
「自己PR サポートAI(β版)」は、全国約200大学で採用されている「問題解決力」を測るオンラインアセスメント「GPS-Academic」と連携して提供するサービス。受検者(大学生)のGPS-Academicアセスメントの結果と、受検者が入力した「これまで頑張ってきたこと」「働きたい業界」の情報を組み合わせて、AIが「学生の強み」「強みの裏付けとなるエピソードの予想」「強みを希望の業界でどのように生かせるか」などを、自己PR作成のヒントとして提案する。
結果をもとにAIから提案される自己分析のヒントを活用することにより、学生は自分ひとりでは難しい「強みを客観的に知ること」や「将来活躍するイメージをもつこと」ができるようになり、自分らしい自己PR文の作成をスタートできる。また、大学キャリアセンターなど学生を支援する職員にとっては、学生側の自己分析が従来よりも進んだ段階で面談等を迎えることにより、今後のキャリアや就活について、これまで以上に具体的なアドバイスが可能になるとしている。
オンラインアセスメント「GPS-Academic」は、BiCとベネッセコーポレーションが大学向けに開発したサービスで、学生が身に付けるべき汎用的能力「問題を解決する力」を 「思考力」「姿勢・態度」「経験」の視点から可視化し、測定結果を学生・大学双方に提供する。通常版は3,400円(税別)、2024年度新入生・在校生向けに提供するサービスより新価格3,740円(税別)が適用される。