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東京都、公立学校特別支援教室専門員と障害者雇用インストラクター募集

 東京都教育委員会は2023年10月20日、公立学校特別支援教室専門員7名程度と障害者雇用インストラクター8名程度の募集を開始した。いずれも会計年度任用職員。応募締切は特別支援教室専門員10月31日、障害者雇用インストラクター11月10日(いずれも必着)。

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公立学校特別支援教室専門員:募集職種・職務内容
  • 公立学校特別支援教室専門員:募集職種・職務内容
  • 公立学校特別支援教室専門員:選考方法および日程と応募資格
  • 公立学校特別支援教室専門員:勤務条件
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  • 障害者雇用インストラクター:勤務条件
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 東京都教育委員会は2023年10月20日、公立学校特別支援教室専門員7名程度と障害者雇用インストラクター8名程度の募集を開始した。いずれも会計年度任用職員。応募締切は特別支援教室専門員が10月31日、障害者雇用インストラクターが11月10日(いずれも必着)。

 今回募集する公立学校特別支援教室専門員は、世田谷区、北区、葛飾区、足立区、調布市などにおける特別支援教室を設置している公立小・中学校(中等教育学校前期課程含む)に勤務する特別支援教室専門員。特別支援教室で指導を受ける児童生徒の時間割の調整や、巡回指導教員の指示に基づいた個別の課題に応じた教材の作製、生徒の行動観察および記録の作成などを行う。

 任用予定期間は2023年12月1日より2024年3月31日まで。雇用期間内の勤務実績などにより、4回まで公募によらない再度任用への申込みが可能。勤務は月平均16日で、1日あたり7時間45分。報酬は月額19万4,800円、別途交通費や条件に応じて期末手当が支給される。社会保険あり。

 応募資格は、教員免許状を有する人、または取得見込みの人、臨床発達心理士などの発達障害の児童・生徒の支援に関する専門的な資格をもち、学校での児童生徒の支援の経験を有する人など。希望者は申込書や課題作文などを、東京都教育支援機構の担当係まで郵送にて提出する。応募締切は10月31日(必着)。書類による1次選考後、11月10日~16日の指定する日に面接による2次選考を行う。結果は11月21日ごろ発送予定。

 一方、障害者雇用インストラクターは、新宿区の教育庁総務部総務課(教育庁サポートオフィス)に勤務。障害特性に応じた業務支援および助言、ツールなどの作成、業務管理、履行確認や、作業内容の評価・記録および支援計画の作成など、教育事務サポーターの障害特性を踏まえた業務遂行や職場適応、スキル向上、自己理解のための直接支援、業務管理などを行う。

 任用予定期間は2024年1月1日より3月31日まで。勤務実績などにより、4回まで公募によらない再度任用への申込みが可能。勤務は原則として月16日、午前9時から午後5時45分まで(うち休憩時間60分)。報酬は月額19万4,800円のほか、通勤費相当分や一定の要件を満たす場合、期末手当を支給する。社会保険あり。

 応募資格は、障害者支援に有用な資格または経験があり、ワード・エクセルなどを使用したデータ入力・資料作成作業ができることなど。希望者は申込書や課題作文などを、教育庁サポートオフィスまで提出する。申込締切11月10日(必着)。書類による1次選考後、11月17日または20日に面接による2次選考を実施する。結果は11月下旬以降に郵送にて通知する。募集案内などの詳細は東京都教育委員会のWebサイトで確認すること。

《木村 薫》

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