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学校版MBA、スクールリーダーシッププログラム…説明会7/21

 「新しい学校づくりの中核を担うマネジメント層、ミドルマネジメント層の育成」をテーマにした、研修プログラム「スクールリーダーシッププログラム」が、2023年夏にスタートする。7月21日にはプログラムの説明会をオンラインで開催。申込みはWebサイトで受け付ける。

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【学校版MBA】スクールリーダーシッププログラム
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 「新しい学校づくりの中核を担うマネジメント層、ミドルマネジメント層の育成」をテーマにした、研修プログラム「スクールリーダーシッププログラム」が、2023年夏にスタートする。7月21日にはプログラムの説明会をオンラインで開催。申込みはWebサイトで受け付ける。

 スクールリーダーシッププログラムは、未来教育デザイン、LOOPAL、サイバーフェリックスの3社が進める、デジタル・グローバルを切り口にした学校経営スキル養成プログラム。デジタル化や国際化といった時代の変化により、従来とは異なる、問題発見・解決など自ら変化を起こし、「多様性・個別化・主体性」を重視した教育を行える新しい教育者が求められる中、新たな教育者としての価値観を確立する体系的なプログラムを展開する。

 プログラムでは、メンターによるフィードバックと実践経験のサイクルを繰り返すことで、「学校DXを進め、先生の働き方や生徒の学び方を変えるICTコーディネーター」「海外進学の支援体制をつくれるグローバル教育専門家」「学校改革をする校長」といった学校におけるリーダー像の育成を目指す。

 レクチャーするのは、日本で実際に学校DXを主導してきた、未来教育デザイン代表社員・平井聡一郎氏と、世界標準のスクールリーダーシップカリキュラムの修士号を取得したLOOPAL代表取締役社長・田原佑介氏。「デジタル」と「グローバル」の専門家がオリジナルカリキュラムを編成し、課題発見から解決を支えるメンタリング制度と、プログラム修了後も改革を後押しするネットワークで、学校を動かす考え方やスキルを身に付ける。

 対象は、学年主任や研究主任など、ほかの教員を動かす役職の教職員および現職の管理職。受講形態は基本オンラインで、平日夜もしくは土日に開催。週2~3時間程度のペースで、約半年間で約60~80時間受講する。定員は最大30名。参加費は定価29万8,000円のところ、初回限定で半額の14万9,000円で提供する。

 プログラム開始に先立ち、7月21日にはオンライン説明会を開催。質疑応答も含め、1時間程度でプログラムの概要を解説する。プログラムに興味関心のある全国の教職員や私学経営者など、広く参加を募る。申込みはWebフォームにて受け付ける。

 また、今回プログラムを開催する平井先生と田原先生が、リシードユーザーに向けてメッセージを寄せてくれた。

 平井先生「私は日本中を周り、さまざまな学校を訪問する中で、成果をあげている学校には『先見性とビジョンをもった学校管理職とミドルリーダーの存在』という共通点があると気付きました。一方で、管理職、ミドルリーダーの育成が個人に依存している現状があります。そのような現状を踏まえ、管理職、ミドルリーダーの育成のための研修プログラムの必要性を感じました。ぜひ、多くの先生にご参加いただき、日本の教育を共に改革していきましょう」。

 田原先生「私は教員時代、理想とする学びをどう実現すればよいかわからず、時には周りに非難され、苦労しました。『授業の仕方』を教わることはあっても『いい学校の作り方』は教わらないからです。一方米国では、教育者がスクールリーダーシップを学び、誰でも習得可能な土壌があります。今回の研修は、私がコロンビア大学教育大学院で学んだ『学校の変え方』の知見をもとに、働きながらでも無理なく、効果があがるよう学べる設計になっています。先生が学ぶ姿こそが、生徒にもっともよい影響を与えます。共に学び、学校を学習者にとってより価値ある場所にしていきましょう」。

◆スクールリーダーシッププログラム説明会
日時:2023年7月21日(金)16:00~約1時間(説明会+質疑応答)
形式:オンライン開催(Zoomの予定)
対象:スクールリーダーシップ研修がターゲットとする全国の教職員など
申込方法:Webフォームより申し込む

《畑山望》

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