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京都府教委、文化財保護技師を募集…6/30締切

 京都府教育委員会は2023年6月5日、府内の文化財の調査・保存・展示などを行う文化財保護技師の募集を開始した。採用予定数は若干名。申込みは6月30日(消印有効)まで。採用試験(1次)は7月15日、京都府庁にて行われる。

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文化財保護技師を募集
  • 文化財保護技師を募集
  • 文化財保護技師、試験区分・採用予定人員・勤務先・受験資格など
  • 文化財保護技師、第1次試験会場

 京都府教育委員会は2023年6月5日、府内の文化財の調査・保存・展示などを行う文化財保護技師の募集を開始した。採用予定数は若干名。申込みは6月30日(消印有効)まで。採用試験(1次)は7月15日、京都府庁にて行われる。

 京都府が求める人物像は、文化財の適切な保存・活用を図るために、積極的に人との交流を深め、協働を図ることができる優れたコミュニケーション能力や、既存の枠組みにとらわれない創造力や発想力などを有し、業務に生かすことができる人。文化財に関する必要な専門知識があり、文化財の保護・活用、普及・啓発事業などを積極的に取り組もうとする意欲のある人。

 採用選考試験は、「(A)文化財保護技師(歴史・美術工芸品等)」と「(B)文化財保護技師(埋蔵文化財等)」の2区分で実施する。受験できるのは1区分のみ。採用予定日は、Aが2023年10月1日、Bが2024年4月1日。採用予定数はいずれも若干名。

 採用時の勤務先は、京都府教育庁指導部文化財保護課または京都府立郷土資料館。初任給は、大学卒業者が卒業後すぐに京都市内で勤務する場合は約21万2,400円、修士課程修了者が修了後すぐに京都市内で勤務する場合は約22万6,200円を予定している。

 1次試験は7月15日、教養試験・専門試験・論文試験を京都府庁3号館地下1階講堂にて実施する。合格発表は7月28日、合格者全員に通知する。2次試験は8月10日、適性検査・口述試験を実施する。試験会場は第1次の合格者に別途案内。最終合格者は9月上旬に通知予定。

 申込締切は6月30日。郵送は当日の消印有効、持参の場合は締切日の午後5時までに到着したものに限り受け付ける。申込書などは京都府教育委員会のWebサイトからダウンロードできる。受験資格などの詳細は、Webサイトに掲載の募集要項で確認できる。

◆文化財保護技師の募集
申込期間:2023年6月5日(月)~30日(金)9:00~17:00
申込先:京都府教育庁指導部文化財保護課企画調整係
申込方法:申込書などを郵送(締切日の消印有効)または持参

<試験区分>
(A)文化財保護技師(歴史・美術工芸品等)
(B)文化財保護技師(埋蔵文化財等)
採用予定人員:いずれも若干名
勤務先:京都府教育庁指導部文化財保護課または京都府立郷土資料館
採用予定日:(A)2023年10月1日(B)2024年4月1日
第1次試験:2023年7月15日(土)9:30集合(受付9:10~)
第1次会場:京都府庁3号館 地下1階 講堂
第2次試験:2023年8月10日(木)

《川端珠紀》

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