障害者向け就労支援事業や子供の教育事業を展開するLITALICOは2023年5月10日、宮城県教育委員会と連携協定を締結した。宮城県内の特別支援教育の発展を目的とする。
宮城県との連携協定により、特別な教育的支援を必要とする子供に対して、未就学の段階から、小・中学校、高等学校の段階まで、切れ目のない支援を可能にするという。おもな内容は、「幼児期における特別な教育的支援と保幼小の円滑な接続」「小・中学校および高等学校段階までの特別な教育的支援」「その他、特別な教育的支援を必要とする児童生徒」に関すること。各学校において、適切な支援が、早期に可能となる仕組みを構築することを目的としている。
LITALICOが開発する「LITALICO教育ソフト」は学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス。トライアルを含めて全国約100自治体で導入している。
今回は、協定に先立ち、宮城県内の複数の市町村にて、「LITALICO教育ソフト」を試験的に導入。活用する先生からの助言を得られたという。
今後もLITALICOは、連携の締結を受け、それぞれの持つ資源を最大限生かしながら、宮城県内の特別支援教育のより一層の発展に取り組んでいくとしている。