教育業界ニュース

宮城県、公立学校教員採用試験の要項…出願締切5/16

 宮城県教育委員会は、2024年度公立学校教員採用候補者選考の要項を公表した。出願は電子申請のみ、締切り5月16日。第一次選考は7月22日。

教育行政 教育委員会
令和6年度 宮城県公立学校教員採用候補者選考要項
  • 令和6年度 宮城県公立学校教員採用候補者選考要項
  • 昨年度からのおもな変更点
  • 募集校種・採用枠・採用予定人数

 宮城県教育委員会は、2024年度公立学校教員採用候補者選考の要項を公表した。出願は電子申請のみ、締切り5月16日。第一次選考は7月22日。

 宮城県教育委員会は、2024年度公立学校教員採用候補者として、小学校230名程度、中学校100名程度、高校80名程度、養護教諭5名程度、栄養教諭若干名の採用を予定している。

 公表された要項によると、2024年度の選考で昨年度からのおもな変更点は2つ。1つは加点措置の拡大し、小学校へ出願する者のうち、幼稚園教諭普通免許状を取得している者(取得見込含む)や、すべての校種に出願する者のうち高等学校教諭「情報」普通免許状、または中学校教諭「技術」普通免許状を取得している者(取得見込含む)を、加点措置の対象とする。もう1つは第2次選考で実施する実技試験の一部の見直しで、中・高「家庭」と高校「福祉」の実技試験を廃止、また中・高「保健体育」の実技試験で、水泳と武道(柔道・剣道)を廃止するという。

 出願資格は、志願する採用校種および教科(科目)の普通免許状を有する者(取得見込含む)、1964(昭和39)年4月2日以降に生まれた者等。教職経験がある等、特定の要件を満たす者は、第1次選考の一部試験が免除となる等の優遇措置がある。

 出願期間は4月17日~5月16日、電子申請にて受け付ける。第1次選考は7月22日。一般選考、障害者特別選考の対象者は筆記試験(専門・教養)、教職経験者特別選考の対象者は筆記試験(専門のみ)。選考結果は8月17日付けで受験者全員に郵送するとともに、Webサイトに合格者の受験番号を掲載する。

 第2次選考は、第1次選考合格者および第1次選考免除者で適性検査を受検した者を対象に実施。9月5日~7日および9月11日~13日のうち指定する1日に、個人面接・集団討議等を行う。実技のある教科(科目)については9月8日に実技試験を実施する。選考結果は10月6日受験者全員に郵送するとともに、Webサイトに合格者の受験番号を掲載する。

 なお、第2次選考において総合ランク「C」になった者は、2025年度宮城県公立学校教員採用候補者選考において、第1次選考の筆記試験(専門・教養)を免除。また、2024年度に当該校種・職種・教科で欠員等が生じた場合、優先的に臨時的任用職員(常勤講師)または会計年度任用職員(非常勤講師)として任用される。

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top