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工学院大学と東京学芸大附属高校、教育連携協定

 工学院大学と東京学芸大学附属高等学校は2023年3月15日、教育連携に関する協定を締結した。資質向上、理数教育、工学教育の推進と充実を図ることを目的としている。

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左:工学院大学 伊藤慎一郎学長 右:東京学芸大学附属高等学校 大野弘校長
  • 左:工学院大学 伊藤慎一郎学長 右:東京学芸大学附属高等学校 大野弘校長
  • 3月15日に実施されたポスター発表会のようす

 工学院大学と東京学芸大学附属高等学校は2023年3月15日、教育連携に関する協定を締結した。資質向上、理数教育、工学教育の推進と充実を図ることを目的としている。

 工学院大学は、首都圏の理工系大学として、保有する教育資源を生かしたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)教育、探究活動支援を行っている。SSHの指定校や、理数教育重点高校と連携協定を結び、理工系人材育成に取り組んでいる。

 東京学芸大学附属高等学校は、国際的な科学技術人材育成を目指し、SSHの指定校でもある。京都大学、東京工業大学等とも連携協定を結び、生徒の創造性を高める教育に注力している。

 今回の相互連携は、生徒の資質向上、理数教育、工学教育の推進・充実を図ることを目的としている。SSHの支援や、探究活動等の連携、模擬授業、研究室訪問、教員研修等の連携、教育システムにおける高大接続プログラムの開発・研究を行うとしている。

 また、連携協定の締結日には、東京学芸大学附属高校2年生による探究活動ポスター発表会が、工学院大学新宿キャンパスで行われた。300人以上の生徒が、 1年間の探究活動の成果を発表し、教員との質疑応答や、研究の振り返り等を行い、今後の学びにつなげた。

《宮内みりる》

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