河合塾とグループ会社のKEIアドバンスは2023年3月30日、高校の進路指導、部活動等の指導者を対象に、オンラインシンポジウム「部活動における資質・能力の育成について考える~高大接続での文武両道からデュアルキャリアへの拡張~」を無料開催する。事前申込制。
近年、高校生の進路も多様化し、大学入試の形態においても多くの入試方式が採用される中、部活動に勤しむ生徒の進路指導に大きな悩みを抱える高校も多いという。
そこで今回は、高等学校の進路指導、部活動等の指導者を対象としたオンラインシンポジウムを開催。「文武両道」や「デュアルキャリア」の観点から、部活動における高校生の資質・能力の育成について、特に部活動生の高大接続での課題に焦点をあてる。
当日は、大学スポーツ協会理事で立命館 理事・副総長の伊坂忠夫先生、北陸大学経済経営学部教授 山本啓一先生、河合塾アセスメント事業推進部の山口大輔氏、専修大学松戸中学校・高等学校の松本武徳先生が登壇。質疑応答とディスカッションを20分程度予定している。ファシリテーターは筑波大学人間系教授の藤田晃之先生が担う。
シンポジウムはZoomで配信。参加無料。申込みはシンポジウムの申込受付フォームから申し込む(シンポジウム直前まで申込可)。
河合塾グループはKEIアドバンスとともに、これまで大学スポーツ協会(UNIVAS)のアカデミックパートナーとして、おもに運動部に所属する大学生へプログラムを提供。今後は高大連携の側面から、高校生向けにも支援の幅を広げていくとしている。
◆シンポジウム「部活動における資質・能力の育成について考える~高大接続での文武両道からデュアルキャリアへの拡張~」
日時:2023年3月30日(木)14:00~15:30
対象:高校教員
特に、
・“文武両道”を校訓や学校目標に掲げている高校
・スポーツコースを設置している高校
・部活動加入率の高さを謳っている高校
・部活動における資質・能力の育成に関心のある高校
の教員
配信:Zoom
参加費:無料
申込方法:申込受付フォームから受け付ける
申込締切:シンポジウム直前まで申込可
<プログラム>
1.なぜ「デュアルキャリア」が重要とされるのか(15分)
2.大学側が運動部学生を受け入れる際に大切にしていること、その実践事例(15分)
3.部活動とジェネリックスキルの関係についてアセスメントから見えること(15分)
4.高校側での文武両道に向けた取組事例(15分)
5.質疑応答と今後に向けたディスカッション(20分)
6.お知らせ(5分)