聖徳大学・聖徳大学短期大学部と神田女学園高等学校は2023年2月9日、高等教育と中等教育の間にある隔絶を解消し、円滑な教育的移行を目指すとして、高大教育連携を締結した。
聖徳大学は6学部8学科、聖徳大学短期大学部は3学科と専攻科を擁する女性総合大学(大学院は共学)。建学の精神「和」に基づいた人間教育を礎とし、豊かな人間性と自立性を備えた品格ある女性の育成を目指している。
一方、神田女学園は、「誰かのために」「社会のために」「自分のために」「深い知識と広い教養を身に付けた品格ある個人」への成長を目指す女子教育校。
今回の高大教育連携では、協定に基づいた交流・連携活動を行うことで、高等教育と中等教育の間にある隔絶を解消し、円滑な教育的移行(進路)を目指すとしている。
今後は、神田女学園高等学校の探求学習における連携協力の他、聖徳大学・同短期大学部の指定する授業科目等への高校生の受入れや、大学の教員らによる出張講義等を行う。
協定締結式は、2月9日に聖徳大学で行われ、聖徳大学・聖徳大学短期大学部の川並弘純学長と、神田女学園高等学校の芦澤康宏校長が協定書に調印した。
川並学長は「学びのサポートだけではなく、刺激し合える関係を作って、お互いにダイバシティ(多様性)を高めていきたい」とし、芦澤校長は「学問等の幅広い分野において、学生・生徒の進学・キャリア構築を支援するとともに、教育・研究に関する相互理解の促進を目的に、両校の発展に寄与していきたい」とコメントしている。
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