共立女子大学・共立女子短期大学と神田女学園中学校高等学校は2023年1月12日、高大連携協定を締結した。同日行われた調印式では意見交換や大学キャンパスの見学等が行われたという。
東京都千代田区にキャンパスを構える共立女子大学・共立女子短期大学は、家政学部・文芸学部・国際学部・看護学部・ビジネス学部・建築・デザイン学部、短期大学は生活科学科と文科を開設。多くの学部が同じ場所で学ぶ総合大学として、教養科目は全学共通化されている。
一方、神田女学園中学校高等学校は、リベラルアーツ・トリリンガル・コンピテンシーを重視し、国内私学屈指のダブル・ディプロマプログラムを展開する「革新的女子教育校」。共立女子大学・共立女子短期大学までは歩いて10分ほどの距離にあり例年、進学を希望者する生徒も多いという。
今回の連携協定において両者は、教育における交流を通じて大学進学に関する高等学校生徒の意識と学習意欲を高め、双方の教育の質の向上と活性化を図る。具体的な活動としては、教育および進路に関する情報交換や、共立女子大学・共立女子短期大学で実施する行事等への高等学校生徒の参加。さらに高等学校の生徒が大学生らと共に、実際に開講している授業を受講する「KWU高大連携プログラム」等の連携活動を実施していく予定。
高大連携締結にあたり、共立女子大学は「双方の更なる発展の為、連携活動を今後さらに発展・継続させていきます。」とコメント、神田女学園中学校高等学校は「本学の生徒の進路実現や学びがより深くなっていくことを期待しております。」と今後の連携活動に期待を膨らませている。