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ICT教材「天神」小・中学生版…超スモールステップ学習機能

 タオは2023年4月1日、企画・開発・販売するICT学習教材「天神」において、新機能「レクチャー」をリリースする。音声とアニメーションでわかりやすく要点がまとめられた構成で、よりスモールステップで自分のペースでの学習が可能となる。

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「天神」レクチャー
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  • 「天神」レクチャー:個別ニーズに配慮した設定

 タオは2023年4月1日、企画・開発・販売するICT学習教材「天神」において、新機能「レクチャー」をリリースする。音声とアニメーションでわかりやすく要点がまとめられた構成で、よりスモールステップで自分のペースでの学習が可能となる。

 タオは1992年の創業以来、EdTechのパイオニアとしてICT学習教材「天神」を提供している。ICT教材に共通する利点として、「各児童のレベルにあわせた個別最適化学習」「映像・音声を用いた学習機会」「自動採点や学習記録管理」等があげられ、学習効率化や教員の業務効率化を推進している。しかしその一方で、発達障害児や学習に困難を抱える児童にとっては、「情報が⼀気に表⽰される」「集中が途切れる」等の理由から、それでも「難しい」と感じる⼦が多いのが実情だという。

 そこで今回、これらの課題を解決するべく開発したものが「天神」の新機能「レクチャー」。レクチャーでは、学習内容を「順番に」「丁寧に」「少しずつ」、テキスト表示と音声による読み上げやアニメーションにより、スモールステップで学習を進めていくことができる。「すすむ」「もどる」等の機能を利用して自分のペースで少しずつ進められるので、ちょっと気をそらした間に、授業が進んでしまってわからなくなったというような問題も防げる。

 勉強が苦手な子は何が⼤事かがわかりにくい等、講義にメリハリを付けることが苦手な傾向があるが、レクチャーでは、区切りごとに「これだいじ!」と明示するので、押さえるべき点が一目瞭然。また、「天神」はICT教材でありながら充実したプリント機能も備えている。たとえば穴埋め形式のプリントをあわせて活用することで、⾃然と⽳埋めの箇所を意識して聞くことができる等、先⽣の説明に対して⽬的意識をもち、学習に集中しやすくなるという。

 ICT教材「天神」小学生・中学生版は、小学生から中学生までの英語、数学(算数)、国語、理科、社会、生活に対応。全国の小中学校の教科書に準拠している。詳細はWebサイトで確認することができる。

《木村 薫》

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