東京都は2023年1月26日、「中学校英語スピーキングテスト（ESAT-J）」の2022年12月18日実施分の成績等について公表した。12月18日実施分は11月27日の予備日に行った試験。受験者全体の平均スコアは60.5で、プレテストより6.8ポイント増加した。
東京都は2022年度（令和4年度）から都内公立中学校第3学年生徒を対象に、「中学校英語スピーキングテスト（ESAT-J）」を実施。日ごろの学習で身に付けた「話すこと」の力が、ESAT-Jで評価され、その結果が都立高校入試に活用される。
2022年度は11月27日に都立学校や民間施設等で実施。今回、予備日として12月18日に実施された同テストの成績等を公表した。12月18日の受験者数は中学3年生1,668人で、11月27日の受験者数6万9,529人を合計すると7万1,197人。
受験した生徒は、1月26日から「生徒用マイページ」で、段階別評価（ESAT-J GRADE、A～F）、スコア（0～100）の閲覧が可能。段階別評価や生徒個人の段階別評価別所見、学習アドバイス等の「結果帳票」は1月30日から郵送する。都内公立中学校は、1月26日から「先生用Webサイト」で受験者成績一覧表、スコアの平均および段階別評価の度数分布（自校および受験者全体）の閲覧が可能となる。
受験者全体のスコア分布状況（11月27日実施および12月18日実施）は、A（100～80）が16.8％、B（79～65）25.6％、C（64～50）31.4％、D（49～35）16.9％、E（34～1）8.3％、F（０）0.9％。平均スコアは60.5。2021年度のプレテストと比較して、平均スコアは6.8ポイント増加している。
