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江崎グリコ、プログラミング教材「GLICODE」無償提供

 江崎グリコは、楽しみながらプログラミングを学ぶことができる教材「GLICODE(グリコ―ド)」をより多くの教育現場で活用してもらうため、授業用教材のコンテンツパックを整備し、2022年12月16日からPCサイト上で無償提供することを発表した。

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お菓子「ポッキー」でプログラミングが学べる「GLICODE」
  • お菓子「ポッキー」でプログラミングが学べる「GLICODE」
  • 「GLICODE」授業用教材のコンテンツパック

 江崎グリコは、楽しみながらプログラミングを学ぶことができる教材「GLICODE(グリコ―ド)」をより多くの教育現場で活用してもらうため、授業用教材のコンテンツパックを整備し、2022年12月16日からPCサイト上で無償提供することを発表した。

 「GLICODE」は、江崎グリコが開発した子供向けの無償プログラミング教材。「ポッキー」の向きや並び順を変えるとコマンドが変わる仕様のため、身近なお菓子「ポッキー」を用いてプログラミングの原理を学ぶことができる。

 使い方は、机上に「ポッキー」を並べ、スマートフォン等の端末のカメラで読み取り、画面の中のキャラクターを動かす。これらの操作によって、難易度の異なる約40のステージクリアを目指す。「GLICODE」を使用することで、ゲーム感覚でプログラミングの基礎的な考え方を学びながら、論理的思考力や課題解決力を身に付けることができるとしている。

 2016年8月、江崎グリコは「GLICODE」の提供を開始し、同年「GLICODE」は総務省事業の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」に採択された。その後、2020年4月には小学校での「プログラミング教育」が必修化され、文部科学省のプログラミング教育のポータルサイト等での紹介も経て、現在では小学校560校以上の授業で活用されている。

 活用校の中から「体系立てて授業できる教材があったら、もっと活用しやすい」等の声が寄せられたことを受け、より多くの学校で「GLICODE」を活用できるよう、既存の学校の先生向けのページに授業用教材のコンテンツパックを整備。12月16日からPCサイト上で無償提供することとなった。

 コンテンツパックには、プログラミングの授業を行ったことがない先生でもすぐに授業で活用できるよう、提示資料や授業で使える映像コンテンツ等も用意。面倒な登録も不要で、サイトから簡単にダウンロードすることができる。「GLICODE」のダウンロードは、Webページの「学校先生向けページ」より行う。

◆GLICODE(グリコ―ド)無償提供
対象:教員
費用:無料
ダウンロード方法:Webページの「学校先生向けページ」より行う


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《いろは》

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