教育業界ニュース

文章が「書けない」大学生に何ができるか…未来の先生フォーラム

 未来の先生フォーラム実行委員会は2023年1月28日、「文章が『書けない』大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-」をオンラインにて開催する。参加は無料。共催は日本漢字能力検定協会。

イベント 教員
文章が「書けない」大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-
  • 文章が「書けない」大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-
  • 塚越久美子氏(北海道科学大学 全学共通教育部 教授)
  • 髙木展郎氏(横浜国立大学名誉教授)
  • 共催の日本漢字能力検定協会

 未来の先生フォーラム実行委員会は2023年1月28日、「文章が『書けない』大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-」をオンラインにて開催する。参加は無料。共催は文章読解・作成能力検定を実施している日本漢字能力検定協会。

 未来の先生フォーラムは、社会の動向を理解し、自ら学び、専門性を向上させたいと願う先生たちをはじめ、教育業界の関係者が来場し、相互に学び合う日本最大級の教育イベント。未来の先生展として2017年に初めて開催し、2日間で延べ約3,000人が参加する国内最大級の教育イベントとなっている。

 自分の思いや考えを表現する「正解のない問題」が近年の総合型選抜・学校推薦型選抜においてみられるようになった。さらに、大学の初年次教育では約9割の大学がレポート・論文の書き方等文章力向上に関する授業を取り入れている現状がある。そのため、「文章力」の重要性が高校と大学の双方で高まるとともに、文章力の向上を目指す高大の円滑な接続・連携は国語科に限らず学校教育にとって重要な課題と考えられるという。

 今回のプログラムでは、文章力に関する大学教育の現状や課題、実践事例を報告しつつ、高校における文章指導の意義やその指導について再考することを目指す。特別招待講演では、北海道科学大学全学共通教育部教授の塚越久美子氏が「大学における文章力指導の最前線-リメディアル教育の観点から考える現状と課題、実践事例-」をテーマに講演。さらに、横浜国立大学名誉教授の髙木展郎氏が、「文章力が切り開く生徒・学生の未来-変わる学力観の中で文章力を伸ばす教育の果たす意義と高大接続教育の可能性-」について講演する。

 その他、日本漢字能力検定協会の中見桂也氏が「どのように効果的な文章力育成を行うか?-高校・大学・企業の実践例を踏まえた手法例-」と、事例を紹介。また、開催記念パネルディスカッションとして、講演者による「文章が『書けない』大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-」を行う。

 申込みは、Peatixから行う。参加は無料だが、パネルディスカッション後の「参加者振り返り会」のみ1,000円。未来の先生フォーラムMEMBERS会員は無料となっている。

◆文章が「書けない」大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-
日時:2023年1月28日(土)13:00~15:20
場所:オンラインにて開催
参加費:無料
申込方法:Peatixから申し込む


《田中志実》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top