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文科省、情報lプログラミングに関する動画4本公開

 文部科学省は2022年11月7日、Webサイト内の高等学校情報に関する特設ページに情報lプログラミングの内容に関する解説動画を4本掲載した。実際の情報の授業で活用できるよう、具体的な進め方を解説している他、ワークシート等も用意している。

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高等学校情報科に関する特設ページ
  • 高等学校情報科に関する特設ページ
  • 情報lプログラミング【1】「センサーライトを作ろう!」
  • 情報lプログラミング【2】「100連ガチャをプログラムして作ろう!」
  • 情報lプログラミング【3】「公平な方法で発表順番を決めよう!」
  • 情報lプログラミング【4】「天気予報表示マシーンを作ろう!」

 文部科学省は2022年11月7日、Webサイト内の高等学校情報に関する特設ページに情報lプログラミングの内容に関する解説動画を4本掲載した。実際の情報の授業で活用できるよう、具体的な進め方を解説している他、ワークシート等も用意している。

 2022年4月から高等学校において新科目「情報l」が共通必履修科目となり、2025年には大学入学共通テストでもプログラミングを含む「情報」が新教科として出題される予定となっている。文部科学省では、4月に高等学校情報に関する特設ページをリニューアルし、コンテンツや項目を見直し。随時、最新の情報を提供している。

 今回特設サイトに掲載したのは、情報lコンピュータとプログラミングに関わる「1:センサーライトを作ろう!」「2:100連ガチャをプログラムして作ろう!」「3:公平な方法で発表順番を決めよう!」「4:天気予報表示マシーンを作ろう!」の4本の解説動画。いずれも12分前後の長さで、特設サイトから文部科学省の公式YouTubeチャンネル「GIGAスクール」chにリンクして見ることができる。

 動画1・4は神奈川県立横浜翠嵐高校・情報科の三井栄慶教諭が、動画2・3は神奈川県立横浜国際高校・情報科の鎌田高徳教諭が解説を担当。実際にプログラミングを行うためのアルゴリズム(考え方)を示したうえで、制作手順を解説している。

 たとえば、動画「1:センサーライトを作ろう!」では、モデル化と外部機器を活用したシミュレーションをテーマに、micro:bitに内蔵されている光センサーとLEDを用いてセンサーライトのプログラムを制作。完成後は、より良いセンサーライトにするためのアイデアを考え、次のステップへ進めるよう促している。

 各動画の概要欄には、動画で用いたスライドや、生徒用のワークシート(問題・答え)も掲載。情報lの授業ですぐに活用できるよう用意されている。


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