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共立女大オープンバッジ導入…全学共通DS/ICT基礎修了者

 共立女子大学・共立女子短期大学は2022年9月より、全学共通教育科目「データサイエンスとICTの基礎」修了者に対しオープンバッジ導入を開始した。SNSやメール、電子履歴書に貼ることでスキルを簡単に証明できるデジタル証明書の導入が加速している。

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共立女子大学・共立女子短期大学
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  • 共立女子大学・共立女子短期大学 情報リテラシーレベル(基礎レベル)2021
  • オープンバッジの活用シーン

 共立女子大学・共立女子短期大学は2022年9月より、全学共通教育科目「データサイエンスとICTの基礎」修了者に対しオープンバッジ導入を開始した。SNSやメール、電子履歴書に貼ることでスキルを簡単に証明できるデジタル証明書の導入が加速している。

 オープンバッジとは、1EdTechコンソーシアム(旧IMSグローバル・ラーニング・コンソーシアム)の国際標準規格に沿ったナレッジやスキルを証明するデジタル証明/認証システム。偽造・改ざんが不可能なブロックチェーン技術により、信頼性のある証明書として注目されている。

 2018年ごろから本格的な普及が始まり、現在では早稲田大学、関西大学等の大学を中心に、学校会員42団体が導入。また、社員教育に活用する企業も増えており、2022年10月1日時点の総会員数は147団体にのぼる。

 共立女子大学では、学修成果の可視化を進める中、学修履歴を学修者本人が確認できることはもちろん、社会に対し示すことができるようオープンバッジを導入。2022年9月には文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」で認定された全学共通教育科目「データサイエンスとICTの基礎」の修了者に対し発行を開始した。今後は、正課授業および正課外活動を通じた学びに対し、適宜オープンバッジを発行していく。


《川端珠紀》

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