しくみデザインは2022年9月28日、プログラミングができるデジタルスケッチブック「Springin’ Classroom(スプリンギン クラスルーム)」がWindowsへ対応したと発表した。従来の「iOS」「Chromebook」とあわせて、小中学校に配備されている全ICT端末での利用が可能となる。
Springin’ Classroomは、ICT端末を「プログラミングができるスケッチブック」に変える教育向けアプリ。ICT端末1つで絵を描く、写真を撮影する、音を録音・編集する、文字を使わない直感的なプログラミングで動きをつける等、指先のタップだけで創造・表現する力を養うことができる。
2021年11月の提供開始以降、まとめ学習、観察日記、理科実験、図画工作等をプログラミングをつかったデジタル作品として自由自在に表現し、あらゆる教科の学びを深める道具として全国の教育機関で利用が拡がっている。
文部科学省によるGIGAスクール構想により全国の小中学校で児童・生徒に1人1台のICT端末配備がほぼ実現する中、あたり前にプログラミング“で”学ぶ環境の実現に向けて、Springin’ ClassroomはWindowsへの対応を発表。これまでの「iOS」「Chromebook」対応に加えWindowsでも対応可能となり、小中学校に配備済みのすべてのICT端末において利用可能となる。
Windows含め小学校、中学校、特別支援学校、教育委員会は無料のスタートプランで導入可能。スタートプランでも、ローカル保存であれば作品数無制限で利用可能、クラウド保存は500点まで保存・共有ができる。クラウド保存容量が不足した場合のアップグレードプランも用意している。