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AI教材「atama+」高校英単語の学習機能リニューアル

 atama plusは2022年8月31日、AI教材「atama+」の高校生向けの英単語学習機能のリニューアルを発表した。AIによる記憶度判定と5段階から選べるレベル設定を追加し、効率的な学習をサポートする。

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高校生向けの英単語学習機能をリニューアル
  • 高校生向けの英単語学習機能をリニューアル
  • 新学習指導要領で学ぶ英単語数の変化(中学校~高校)

 atama plusは2022年8月31日、AI教材「atama+」の高校生向けの英単語学習機能のリニューアルを発表した。AIによる記憶度判定と5段階から選べるレベル設定を追加し、効率的な学習をサポートする。

 AI教材「atama+」は、AIが生徒の理解度を分析し、ひとりひとりにあわせた教材を作成するプロダクト。現在は全国の3,100を超える塾・予備校を通じて小中高生に提供されている。2017年12月には、英語学習機能の提供を開始し生徒の学習データや実際の声を元に継続的にプロダクトの改善を図ってきた。

 高校の新学習指導要領では、小学校から高校までに約4,000~5,000語の英単語を学ぶとされており、以前の学習指導要領と比較すると1,000語~2,000語程度増加している。そこで、atama plusは、英単語を効率的に学ぶために、高校英単語学習機能にAIによる記憶度判定と5段階のレベル設定を追加しリニューアルを行った。

 AIによる記憶度判定では、AIが生徒の学習データをもとに、単語ごとに記憶度を「覚えた」「うろ覚え」「苦手」「未判定」の4種類にわけて判定。これにより、苦手なものを優先的に復習する等、効率的な学習が可能になる。また、生徒自身が設定する難易度のレベルを、従来の4段階から5段階(中学基礎レベル・高校入門レベル・高校基礎レベル・高校標準レベル・高校発展レベル)に増やし、より個人の目標や学力にあわせた形で学ぶことができるようになった。

 英単語を効率的に学ぶことはどの世代にも共通の課題であり、atama+では2022年3月に中学生の英単語学習機能の拡充を、また2022年7月には小学生の英語学習機能の提供を開始することで生徒の学びをサポートしている。


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《川端珠紀》

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