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保育士・保護者間コミュニケーションツール「mierun」提供開始

 BIPROGYは2022年5月12日、保育士と保護者のコミュニケーションツール「mierun(ミエルン)」の提供開始を公表した。紙ベースからDX化し、時間や場所にとらわれず円滑な連絡・報告・共有等を可能にする。

教材・サービス その他
園から保護者への連絡機能
  • 園から保護者への連絡機能
  • 連絡帳機能
  • 施設状況一覧機能
 BIPROGYは2022年5月12日、保育士と保護者のコミュニケーションツール「mierun(ミエルン)」の提供開始を公表した。紙ベースからDX化し、時間や場所にとらわれず円滑な連絡・報告・共有等を可能にする。

 保育士不足による待機児童問題が注目を集めていたが、コロナ禍を経た新しい生活様式や少子化の加速から定員割れする保育園・こども園が増え、「選ばれる園づくり」を最重要経営課題とする園が増えている。また、保護者からは、連絡帳のDX化だけでなく、子供の発達状況や不安要素に関する情報共有、子育て全般に関する相談の実施等、園・保育士とのコミュニケーションを円滑に行うデジタルツールのニーズが高まっている。

 「mierun」は、保育士・保護者間コミュニケーションや日々の子供のようす等を「見える化」したサービス。従前から提供している園内業務を支援する「ChiReaff Space」に加え、今般保護者と園を繋ぐ「mierun」を提供することで、園内業務のみならず保護者とのコミュニケーションを踏まえたサービスをトータルに提供できるようになった。

 おもな機能として、園から保護者への連絡機能。園から保護者への連絡を一斉に配信できるだけでなく、配信済みの連絡に対して、保護者の既読状況が確認できるため、再連絡等の作業負担が大幅に軽減される。さらに、外部サイトのリンク挿入機能も取り入れたことで、園ブログや、アンケートフォームの送付等も可能になり、容量や形式を気にすることなく、園から保護者へ情報を配信することができる。

 また、管理者向け機能として、施設状況一覧機能を用意。出欠状況や、お知らせの一覧化、連絡帳の受信・返信状況の確認等ができるため、保育士の作業負担の軽減に寄与する。さらに、「mierun」を通じて保育士等の勤務状況も「見える化」する。

 「mierun」は、サービス提供前から多くの園や事業者から問い合わせを受け、すでに数園での利用を開始。BIPROGYは今後、「mierun」をはじめとする保育業界向けソリューションを通じて、保育士等の負担軽減、子供のようすや発達状況の「見える化」を支援し、選ばれる園づくりに寄与していくという。コミュニケーションツール「mierun」の詳細はWebサイトで確認できる。
《田中志実》

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