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教職設置大学向け教材「学校教育とテクノロジー」無償提供、みんなのコード

 みんなのコードは、教職課程設置大学向けの授業教材「学校教育とテクノロジー」の無償提供を開始した。教員を目指す大学生に向けた教材で、コンピュータサイエンスの基礎的内容を学べる内容となっている。

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第5回「アナログとデジタル」授業スライド
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 みんなのコードは、教職課程設置大学向けの授業教材「学校教育とテクノロジー」の無償提供を開始した。教員を目指す大学生に向けた教材で、コンピュータサイエンスの基礎的内容を学べる内容となっている。

 「学校教育とテクノロジー」は、宮城教育大学とみんなのコードが協働してカリキュラム策定を行ったもの。無償提供を決めた背景には、学校現場で情報活用能力の重要性が高まっていることがある。2020年に小学校でのプログラミング教育が必修となったことをはじめ、今後中学校や高等学校でもプログラミング教育が充実していく。子供たちが新しい技術に触れ、より豊かな人材となるためには、テクノロジーの有効性を学ぶ必要があるだろう。みんなのコードは「子供たちに適切な教育を行うには、教員が情報社会に適応することが有効である」との考えから、無償提供に踏み切った。

 教材は「コンピュータのしくみ」や「ネットワーク技術」「データと分析」「メディア」等、全15回のコンテンツから構成される。大学のカリキュラムにあわせて、必要なコンテンツのみを利用することも可能。各回には確認テストも用意されており、理解の定着に役立つ。

 教材は大学の講義内での活用を想定したものだが、教育委員会等からの申込みがあれば現職教員への研修にも利用できる。問合せはWebサイトから。使用には、アンケートへの協力が必須条件となっている。

《竹間たまみ》

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