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ライフイズテック「慶應AI・高度プログラミングコンソーシアム」参画

 ライフイズテックは2022年3月30日、慶應義塾大学の「AI・高度プログラミングコンソーシアム」に参画し、全大学生対象、初学者向けEdTech教材および学習コンテンツについての研究を進めていくことを公表した。

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慶應義塾大学の「AI・高度プログラミングコンソーシアム」とライフイズテック
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 ライフイズテックは2022年3月30日、慶應義塾大学の「AI・高度プログラミングコンソーシアム」に参画し、全大学生対象、初学者向けEdTech教材および学習コンテンツについての研究を進めていくことを公表した。

 政府が2019年6月にまとめた「AI戦略」において、2025年までにすべの大学生がデータサイエンスの知識を身に付けるとの目標を示した。現在、大学でデータサイエンスを必修化させる動きが始まっている一方、大学生に向けたデータサイエンスの指導者は不足しており、教材や環境も十分とはいえない。

 中学・高校生向けIT・プログラミング教育サービス「Life is Tech ! (ライフイズテック)」を運営するライフイズテックは、これからの学界・産業界を担うAI・IT人財育成の新しい方向性を形作ることを目的に慶應義塾大学の「AI・高度プログラミングコンソーシアム(AIC)」に参画。大学生の「データサイエンス・AI」教育領域での課題を解決し、AI・IT人財育成の新しい教育モデルの創出を推進していく。

 法人会員として参画する慶應義塾大学の「AI・高度プログラミングコンソーシアム」は、AI・プログラミング活動に興味を有する学生およびこれからAI技術を取得したい学生全員に門戸を開いた学びのコンソーシアム。日吉キャンパスと矢上キャンパスのそれぞれに、AI・高度プログラミングルームとAIサーバー室を設置している。最大の特徴は、講師・相談員やコンテストの企画・運営をAI上級者の学生が担うこと。そこでの議論に大学教職員と会員企業メンバーが加わり環境や方向性を整えることで、学生の学生による学生のためのAI活動を奨励し、これからの学界・産業界を担うAI・IT人材を育成している。

 具体的な取組みとして、「データサイエンス・AI」教育領域の教え手不足を解消し、学生が学生を教えられる教材プラットフォームの開発。さらに、「データサイエンス・AI」を初学者でも楽しく学べる教材を開発。その他、「データサイエンス・AI」中級・上級向けEdTech教材開発や、企業との連携による「データサイエンス・AI」スキルを使った実課題解決体験を提供する。
《田中志実》

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