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ICT活用で児童主体の歴史学習…iTeachers TV

 iTeachers TVは2022年3月2日、森村学園初等部の齊藤翔太先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ICT活用で児童主体の歴史学習」を公開した。小学6年生社会科での戦国武将プレゼン動画、江戸瓦版制作の取組みを紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「ICT活用で児童主体の歴史学習」
  • iTeachers TV「ICT活用で児童主体の歴史学習」
  • 齊藤翔太先生「ICT活用で児童主体の歴史学習」前編
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 iTeachers TVは2022年3月2日、森村学園初等部の齊藤翔太先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ICT活用で児童主体の歴史学習」を公開した。小学6年生社会科での戦国武将プレゼン動画、江戸瓦版制作の取組みを紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、森村学園初等部社会専科の齊藤翔太先生。「ICT活用で児童主体の歴史学習」と題して、2月23日に前編(Vol.308)、3月2日に後編(Vol.309)を公開した。齊藤先生は、公立小学校、私立小学校等を経て、森村学園初等部へ。授業づくりで心がけていることは「現状維持は一歩後退」。

 前編では、「戦国武将プレゼン動画制作」と題して、小学6年生社会科の歴史学習で児童中心の授業スタイルを目指した実践を伝える。児童が思い思いの戦国武将についてプレゼンテーションする実際の動画も紹介しながら、情報収集、keynote作成、収録、鑑賞・相互評価の各工程について、単元の流れに沿って解説していく。

 後編では、「Pagesで江戸瓦版制作」と題して、小学6年生社会科の江戸時代の学習におけるPages(文書作成アプリ)を使った新聞作りの取組みを紹介。児童が情報収集を通して能動的インプットを行い、江戸時代の出来事を今起こっているスクープのようにまとめる工夫や表現により、高度なアウトプットを図る活動を伝える。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「GWS版Google Chatで発言UP&モラルUP」、後編では同志社中学校の反田任先生による「AI自動文字起こしアプリ」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに309回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.308】森村学園初等部の齊藤翔太先生
「ICT活用で児童主体の歴史学習」前編


◆iTeachers TV【Vol.309】森村学園初等部の齊藤翔太先生
「ICT活用で児童主体の歴史学習」後編
《奥山直美》

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