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CBTとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

CBTとは


読み


 しーびーてぃー

表記


 CBT、Computer Based Testing

分類


 ICT

ひとことで言うと


 コンピュータ上で実施する試験。

解説


 CBTは、Computer Based Testing の略称。

 国際学力調査であるPISA(OECD 生徒の学習到達度調査)は、2015年調査より従来のPBT(Paper Based Testing)からCBTに全面移行した。TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)においても、2019年調査よりCBTが一部導入され、2023年調査では完全移行することが予定されている。CBTによる学力調査が国際的な標準となりつつある中、日本でもCBTの特性・利点を生かした問題の実施等、調査の一層の質の向上を図るとともに、教育データの収集・分析・利活用の充実によるEBPMのさらなる推進を図るため、全国学力・学習状況調査のCBT化に向けた検討・取組みが進められている。2021年10月には、国立教育政策研究所が全国学力・学習状況調査等のCBT化に向けた検討・準備を行うための「教育データサイエンスセンター」を設置する予定。

 また、おもな民間資格試験では英検CBT、漢検CBT、日商簿記等でCBT方式の試験を実施している。

関連用語



最終更新日:2021年10月14日
《外岡紘代》

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