文部科学省は2021年9月28日、「諸外国の教育動向2020年度版」(教育調査第159集)を明石書店より刊行した。主要国の教育政策・行財政、初等中等教育、高等教育等について、2020年度のおもな動向をジャンル別にまとめている。 文部科学省は、主要国・地域の教育事情をまとめた基礎資料を「諸外国の教育動向」として毎年刊行している。2006年度版以前は「諸外国の教育の動き」として刊行していた。 「諸外国の教育動向2020年度版」では、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国、その他の国々(欧州、エストニア、オーストラリア)の教育事情について、教育政策・行財政、生涯学習、初等中等教育、高等教育、教師、その他の各分野別におもに2020年度の動向を232ページにわたってまとめている。 特集は「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS 2019)―調査結果に関する各国・地域政府コメントおよびメディア報道ぶり―」。付録として、日本を含む各国の学校系統図も収録している。 価格は3,600円(税別)。発行は明石書店。Amazonやe-hon全国書店ネットワーク、セブンネットショッピング、楽天ブックス等から購入できる。◆諸外国の教育動向2020年度版刊行日:2021年9月28日(火)著・編集:文部科学省発行:明石書店体裁:A4変/232ページ価格:3,600円(税別)