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特異な才能ある児童生徒の事例募る…有識者会議がアンケート

 文部科学省の有識者会議は2021年8月26日から、特定分野に特異な才能のある児童生徒やその関係者に対してアンケート調査を実施し、特異な才能のある児童生徒の事例を募っている。文部科学省Webサイトのアンケートフォームから、9月17日まで回答を受け付けている。

教育行政 文部科学省
特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議としてのアンケートの実施について
  • 特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議としてのアンケートの実施について
  • 特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議アンケート(一部)
 文部科学省の有識者会議は2021年8月26日から、特定分野に特異な才能のある児童生徒やその保護者、学校の教師、支援団体の職員等に対してアンケート調査を実施し、特異な才能のある児童生徒の事例を募っている。文部科学省Webサイトのアンケートフォームから、9月17日まで回答を受け付けている。

 アンケート調査を実施しているのは、「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」。特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校)の指導・支援のあり方等を専門的に検討することを目的に設置。7月14日に第1回、8月26日に第2回会議を開催している。

 今回のアンケート調査は、特定分野に特異な才能のある児童生徒の情報等を得て、その指導・支援の在り方等に関する具体的な検討の参考とするために実施するもの。対象は、特定分野に特異な才能のある児童生徒およびその関係者(保護者、学校の教師、支援団体の職員等)。文部科学省Webサイトのアンケートフォームより9月17日まで回答を受け付け、10月ころに回答を取りまとめる予定。

 なお、アンケート調査では「得意な才能のある児童生徒」について「同年齢の児童生徒の中で、知能や創造性、芸術、運動、特定の学問ごとの能力(教科ごとの学力等)等において一定以上の能力を示す者」と定義。特異な才能と学習困難をあわせもつ児童生徒(いわゆる2Eの児童生徒)等も含め、小学校段階から高等学校段階までを対象としている。
《奥山直美》

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