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オンライン試験の不正防止…WisdomBaseに2つの監視機能

 シェアウィズは2021年6月17日、ペーパーテストのオンライン化を実現するシステム「WisdomBase」に、替え玉受験防止とカンニング防止の2つの監視機能を提供開始した。

教材・サービス その他
「WisdomBase」に2つの監視機能を提供開始
  • 「WisdomBase」に2つの監視機能を提供開始
  • パソコンのインカメラによる受験者の顔の監視
  • 専用デスクトップアプリによる受験者のデスクトップの監視
 シェアウィズは2021年6月17日、ペーパーテストのオンライン化を実現するシステム「WisdomBase」に、替え玉受験防止とカンニング防止の2つの監視機能を提供開始した。

 WisdomBase(ウィズダムベース)は、オンラインテストの実施や、研修用動画講座のオンライン配信、有料Webセミナーの販売システムを構築できるソリューション。

 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、会場で開催されていた各種試験・検定のオンライン化が進んでいる。オンラインテストは場所を選ばず受験できるメリットがある反面、替え玉受験やカンニング等の不正が発生しやすいというデメリットがある。

 今回提供開始した新機能は、替え玉受験防止とカンニング防止の2つの監視機能。替え玉受験防止は、パソコンのインカメラで受験申込時の顔と同じ顔かどうかを照合する。一定間隔でのインカメラによる静止画を撮影し、受験中に離席した受験者の検知を行うことができる。

 カンニング防止は、専用アプリをインストールし、受験者のデスクトップを監視する。試験ページからのフォーカスの離脱等、不正行為と思われる行動が検知されたときに、デスクトップのスクリーンショットを撮影し、他のWebサイトやアプリケーションを見て、カンニングしていないかを確認することができる。

 シェアウィズは、今後も「WisdomBase」において、試験や検定のデジタル化を支援する機能の充実を図っていくとしている。
《工藤めぐみ》

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