Jamfは2021年5月13日、保護者向け子供のデバイス管理アプリ「Jamf Parent」と、教師向け生徒のデバイス管理アプリ「Jamf Teacher」の新機能を発表した。学校から支給されるすべてのAppleデバイスを教師と保護者が管理できる。 これまでのJamf Teacherアプリは、iOSデバイスとiPadOSデバイスの管理に重点を置いてきた。今回のアップデートでは、Jamf Teacherの重要な機能をMac向けに拡張。教師は、デバイスの種類を問わずリモートクラスを実施でき、生徒を学習に集中させられる。IT管理者は、生徒が使うM1およびIntelベースのMacにクラスルーム管理機能を簡単に導入し、学校全体にAppleのエコシステムを構築できる。新機能を搭載したJamf Teacherは、まもなくApp Storeでダウンロードできるようになる。 教育の公平性を高めるため、Jamf SchoolおよびJamf Proと組みあわせて使用するJamf ParentアプリのAndroidバージョンを提供。保護者が生徒の学習パートナーとしてより能動的に役割を果たせるよう支援する。保護者がAndroidデバイスを使用している場合でも学校から支給された生徒用のAppleデバイスを管理し、オンラインコンテンツへのアクセス状況を監視して生徒の安全を確保できる。Jamf Parentは、Google Playストアでダウンロード可能。 Jamfの最高顧客責任者であるサム・ジョンソン氏は、「Jamf Parentアプリの機能をすべての保護者が利用できるよう拡張することで、学校と保護者が同じ目標に向けて協力できるようになります。これにより、保護者の子供の学習への関わりが増え、オンラインでの安全性と子供の社会的・情緒的な成長が促進されます」と述べている。